結核患者は、入院中、毎日にどのように過ごすのでしょうか?結核だからと、特別な生活を強いられるわけではなく、むしろ、ほかの病気での入院生活と比べると、結核患者は退屈かもしれません。というのも、結核は、自覚症状が2〜3週間で軽減し、2ヶ月くらいすれば80〜90%が陰性化します。つまり、治療を始めて1ヶ月くらいすれば、症状が治まって体調は健康な人と同じくらいになります。それも、結核の症状は、風邪とあまり変わらないからです。
ただ、結核の治療は期間がとても長いので、患者はどうしても入院生活に飽きてしまうと思います。体調が良いのなら、誰でも退院したくなるでしょう。ところが、結核は菌が完全に出なくなるまで入院治療を受けないといけません。退屈かもしれませんが、この機会に、体をゆっくり休めるのも良いでしょう。
なかなか結核が治らない「重症結核」の場合は、結核菌がどんどん肺を壊して行き、症状も悪化します。そして、肺機能が低下するので、呼吸器の機能も障害を受け、呼吸が正常にできなくなってしまします。そうなると、血中の酸素と二酸化炭素の割合に変化が現れ、体に異常が起きます。呼吸が自分でできなくなるほど悪化すると、「人工呼吸器」を使用しなければなりません。もっと重症の場合は、病棟から出て「ICU(集中治療室)」で治療を進めることになります。
人工呼吸器は、呼吸によって喚起が自分でできないために使用するので、症状が良くなれば装置を外せるようになります。