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小児結核について

小児結核のほとんどが、初めて感染してから短期間で発症する「一次結核症」です。周囲の結核患者が結核菌を吐き出し、それを吸い込むと、肺内に結核の小さな病巣をつくります。病巣では、白血球によって、菌を封じ込めてしまいます。ところが、まれに、多くの結核菌が体内に侵入した場合や、抵抗力の弱い子どもの場合は、菌を封じ込める力がなく活発に菌が増えて、病巣が拡大したり、肺門部のリンパ節が腫れたりします。さらに進行すると、リンパ節で増殖した菌が、血液とリンパ液と一緒に、全身を蝕んでいきます。

小児結核は病状の進行が早く、結核患者から感染して2〜3ヶ月という短期間で発症します。また、感染して間もない頃に、発熱が一時的に起こる場合もありますが、その後は、病状がかなり進まない限り、咳や痰、食欲低下や発熱などの症状は現れません。

小児結核は家族から感染した例が多いので、家族などの接触者に、咳や微熱が長引いている人がいないを調べます。また、結核患者と接触した人に対して「接触者検診」が行われ、結核菌感染の有無、感染した可能性が高い場合は、発症していないかを判定します。

検診内容は、問診で感染源の結核患者の状況や接触した程度、過去のBCG接種歴やツベルクリン反応結果などを聞き、診察を行って、胸部X線やツベルクリン反応などの検査、必要な場合は血液検査を行います。

検診の実施期間は、小児の場合、感染後早期に発症するため、感染源が判明したらすぐに1回目を行い、2回目の検診を約2〜3ヶ月後に行います。

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